「薬物依存症」の恐ろしさ

ショッキングなニュースとして取り上げられることが多く、大きな社会問題となっている「薬物依存症」。今回は、依存症の中でも、日常生活の破たんを招いてしまうことが多い「薬物依存症」に焦点をあててみたいと思います。

◆薬物依存症とは

大麻や麻薬などの薬物を使うのを、止めたくても止められなくなってしまう状態になってしまうのが、薬物依存症です。また、最初は少量で求める効果を得ることができていたのに、身体がクスリに慣れてしまうため、同様の効果を得るために使用量が増え続け、気が付けば当初の何倍ものクスリが必要になり、心身を蝕む度合いが使用の度に加速されてしまうことに…

◆薬物依存症を引き起こす薬物とは

それでは、依存症を引き起こしてしまうクスリにはどういうものがあるのでしょうか?
大麻、麻薬、覚せい剤を思い浮かべる方は多いことでしょう。確かに、これらは違法薬物として話題に上ることが多いため、多くの方が危険なクスリであることを知っています。
こうした違法薬物以外にも、本来は病気治療のために使っているクスリの中にも、医師の指導に従わず誤った使い方をしたために、薬物依存を引き起こしてしまうものがあります。自己判断で医師の処方薬の服用回数や量を増やすことは大変危険なことなのです。

◆どうして止められなくなるでしょうか?

徐々にクスリの使用量が増えてしまって、このままではいけない!1日も早く止めなくては!と思っていても止められなくなってしまうのはなぜでしょうか?
それは、クスリを使うことによって脳の働きに変化がもたらされてしまうからなのです。つまり、以前は、欲求を自分でコントロールすることができていたのに、「クスリを何が何でも欲しい!」という気持ちを抑えることができなくなってしまい、結果として、雪だるま式に使用量が増え、ますます薬物への依存度が高まってしまうという悪循環から抜け出せなくなってしまいます。

◆脳は元に戻らない

それでは、薬物の使用で変化を起こしてしまった脳は、元の状態に戻ることはできるのでしょうか?残念ながら、元の状態に戻ることはないと言われています。そのため、薬物依存症から抜け出した人の脳では「クスリがどうしても欲しい!」という欲求を抑え込むことができないため、治療後些細なことがキッカケになって、また薬物に依存してしまう生活に戻ってしまうケースが多く見られます。

◆周囲の継続的サポートが不可欠

このように再発率が高いと言われている薬物依存症ですが、治療後、クスリに頼らない生活を続けて行くためには、まずは、薬物使用に関わっていた人間関係等、あらゆる状況を清算することが必要です。さらには、本人の意志を支えるために、周囲の継続的なサポートが不可欠になって来ます。

継続的な周囲のサポートの一つとして、専門家による適切な助言や指導を定期的に受けることはとても重要なポイントです。

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https://kokubunji.clinic/

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